皆さん、舌を置いておく理想な場所があることをご存知でしょうか?
上下の歯と歯の間だったり、下の歯の裏だったり、、
あまり意識したことがない、理想の置く場所があるの?と疑問をもつ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、結論からお伝えします。
正しい舌の先があるべき位置は【 上顎の裏 】です。 ( ↓下記の図の位置です )
これを「 スポット 」といいます。
舌は筋肉でできていますので、習慣のない方はスポットに舌を持っていくのが難しいです。
また、意識してスポットに舌を置いておこうとすると疲れると思います。
舌が低い位置にあることを「 低舌位 」といいます。
低舌位であると ↓
● 開口、口呼吸
● 滑舌が悪い
● むせやすい
● 歯列不正
● 歯列接触癖
などを引き起こす可能性があります。
口腔周囲の筋肉は頬、唇、舌などが協調してバランスを保っています。
では、舌を理想なスポットに置いておけるようにするためのレーニングをご紹介します。
☆★「 ポッピングトレーニング 」☆★
① 舌の先端をスポットに当て、舌全体を上あごにぴったりと押し当てる
② 舌の裏側にあるすじ( 舌小帯 )が伸びている状態を5秒間維持する
③ ポンっと音を立ててはじく様に舌を上あごから離す
これを10回繰り返してみましょう。
初めは難しい動きと感じてしまうかもしれませんが、ぜひやってみて下さい。