矯正治療中の痛み

矯正治療中の痛みは、慣れている方もですが、初めての方に方には不安なことと思います。

痛みの原因やそれを緩和する方法、対処法を知ることはとても大切な事です。
今回は、Q&A形式でわかりやすくお話していきます。

Q1.矯正中の痛みはなぜぜ起こる?

A:矯正治療で痛みが生じるのは、ワイヤーや装置が歯を動かす際に歯の根元の組織や骨に圧力がかかるからです。
この圧力によって骨のリモデリング ( 再構成 ) が進み、歯がゆっくりと動きます。
↑この過程で歯の周囲の組織が炎症を起こすころにより、痛みや違和感が生じるのです。

Q2.矯正中の痛みはどのくらい続きますか?
A:通常痛みは、ワイヤーの調整や新しい装置の装着から1~3日ほど続くことが多いです。
( *痛みの続く期間や、痛みの程度は個人差があります )
一般的には、1週間ほどするとほとんどの場合落ち着きます。
次第に痛みも軽減し、痛みの強さや期間も治療が進むにつれて短くなってきます。
痛みがある時は我慢せずにご相談ください。【 痛みを感じた時にできる対処法は次回のブログでお話します 】
Q3.痛みを感じることは治療にとってよくないサインですか?
A:必ずしもそうではありません。
痛みがあると心配、不安になると思いますが、痛みは治療が進んでいるサインでもあります。
歯が動く過程によって感じる痛みや違和感は一般的で、通常は心配いりません。
ただし、痛みが強く続いたり、耐えがたい場合は遠慮なくご相談ください。

Q4.どんな時に相談した方が良いですか?

A:次のような場合はご相談ください。
・1週間以上経っても強い痛みがひかない

・強い腫れや出血がある
・矯正装置が外れたり、壊れた部分がある
・食べたり話したりするのが困難
最後に・・
矯正治療中の痛みは、ある程度避けられないものですが
適切なケアや対処法を知ることで負担を減らすことはできます。
困ったときには遠慮せずにご相談ください。
無理をせずに治療を進めていきましょう。

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